名言会話1
昔か今か、とある日のことだった。
ある若い男性会社員2人が居酒屋に来店した時のこと。
カウンターに座ったその2人。この時、カウンターいた店員は気付かなかったのだが・・・
2人の会話の中に、“名言”が隠されているのを、皆さんは見つけることができるだろうか―――――
「有美ちゃん・・・だっけ? 付き合ってる彼女の名前。どんな子?」
「メロメロだよ俺〜。全部好きだけど、天然なところがもう余計にカワイイんだぁ」
「はぁ・・・いいよな、幸せで。そのカワイイ彼女に貢ぎすぎないように注意しろよ」
「貢ぐって・・・悪い言い方だな。せめて“与える”って言ってくれ。それにお前一番モテ男じゃん。女子社員みんなお前のことカッコいいって騒いでるし、その中に美人さんもカワイイ子もいる。彼女作ろうと思えばすぐできるはずなのに、何で作ろうとしない?」
「ルックスで選ばない主義なの俺は。お互い中身を好きじゃないと、恋愛って長続きしないだろ?」
「もちろんそうだけどさ。まぁ俺だって、有美を顔で好きになったワケじゃない。天然だけど、素直で優しいところに惚れたっつーか。アイツ、いつもドジするし失敗するけど、一生懸命なんだよなぁ。
それでいて笑顔がカワイイから、ついつい抱きしめたくなってそれから―――・・・」
「・・・・・・・ノロけ話また始まった・・・」
「じゃあ、お前の過去の恋愛事情どうだったんだよ? さすがに経験ないわけじゃないよな?」
「・・・ないことはない、けど・・・。別に話すほどじゃねぇよ」
「いいよそれでも〜。俺、イケメン君の恋愛の仕方知りたいな。俺ら一般人とやっぱ違うんだろうな」
「変わらねぇよアホ。俺も一般人だっつーこと忘れんな。ごくフツーに何人かの人と付き合わせてもらっただけさ」
「何人と付き合ったんだ?」
「えっとー・・・・・20人は超すかな」
「・・・流川楓と同じくらいムカつくよお前」
「もう何回目だこの発言。スラムダンクオタクめ」
「No! 言い方が違うぞキミ! わたしは“オタク”などではなく、ただスラムダンクが“好き”なだけの人間だっ!」
「だったらさ、会社のみんなにキャラのプロフィールを熱く語るのは二度とやるなよ?」
あなたには今、“夢”はありますか?
「将来○○になりたい」 「お金を貯めて旅行したい」 「あの人と付き合いたい」etc・・・・・・
でも、そんな夢も“見ている”だけで終わっていないですか?
「こうなったらいいな」と思っているだけですか? 「自分には到底ムリだ」とすぐ挫折してませんか?
ほら、彼らの会話によく耳を傾けて・・・・・・
彼らは言っていますよ?
【夢は見るものじゃない 叶えるものだ】 と。
あとがき
ハイ、沖川紗吏に改名して初めての小説です。
HPも改装したので、その記念に書きました。
遅くなって申し訳ありませんm(__)m
さて、この“名言”なんですが・・・・どこにあるかなんて気付く人はすぐ気付くはず。
よく使われますよね、言葉の隠し場所なんて(笑)
暇つぶしにでも、探してみてくださいね♪
ちなみに、【夢は見るものじゃない 叶えるものだ】っていうのは、テレビで言ってたのを使っただけです(え?
何の番組だったか、誰が言ってたかってのは覚えてませんww←
2011.08.13
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